学校がつらい、つまらない人へ。高校入学から10年後の”今”思うこと

オピニオン

 

ここから抜け出したい!そうだ、ドイツに行こう!!

高校1年が終わる頃、「ドイツへの短期交換留学プログラムの欠員募集」をたまたま目にしました。

 

欠員募集というのは、基本的には、日本ですでにドイツから留学生を受け入れた子が、今度はその子のいるドイツの家庭にホームステイをするが、事情があり行けなくなってしまった人がいるため、文字通り“欠員”分を募集していたという状況。

 

やる気ゼロ人間だったわたしは、それまで「自分から何かしたい!」と思うことは、ほぼ無かったけれど、この募集には惹かれるものがありました。

 

それは

①特進クラスの1年間に耐えたご褒美に、旅行(正しくは留学です)に行きたかった
②大好きな恋愛観察バラエティ番組「あいのり」で、ドイツの景色を見て、自分の目で見たいと思った

という至極単純な理由

 

欠員募集には、選考を受ける必要がありましたが、その時には、「将来、キャビンアテンダントを目指しており、視野を広げたいです」と微塵も思ってもないことを言って、その枠を勝ち取りました。

 

留学するキャラでは無かったけれど

同じように、ドイツに行くメンバーは、高校2年生と3年生を合わせて、10人程度(だったと思います)。

 

正直、ここでもわたしは、キャラ違いでした。

 

まず、ホームステイをすでに受け入れている子がほとんどで、そのくらい英語や留学に対する関心が高い。

更に、授業でドイツ語を取っている人も多く、ドイツに対しても知識があります。

 

対するわたしは、中学時代の英会話の成績が学年最下位
英語の成績もイマイチで、担任からは英語を伸ばすようにといつも言われていました。

ドイツ語の授業なんて、もちろん取っていません。

 

なので、ここでも完全に“詰んだ”と思いながら、準備のオリエンテーションなどを受けていました。

 

そんなアウェイな状況の中、高校2年生になる直前の春休み、わたしはドイツへ旅立ちます。

 

優しいホストファミリーと、楽しいドイツの高校生活

緊張しながら、ドイツの空港に着くと、今までメールでやり取りをしていたホストファミリーが温かく迎えてくれました。

案内してくれた家は、とっても可愛らしく、びっくりするぐらい広い。

安心した気持ちで、1日目を終えました。

 

2日目からは、ホストファミリーで、わたしより2歳年上のNina(ニーナ)という女の子と終日行動を共に。

この子が、衝撃的なくらいに優しくて、英語もわからない、ドイツ語も話せないわたしといつも笑顔でコミュニケーションを取ってくれました。

 

ドイツの高校も魅力的でした。
授業中に、生徒は自由に発言するし、先生はお菓子を配ったり、雰囲気はとってもラフ。

ニーナは、授業ごとに3つの学校を掛け持ちしていて、そんな教育システムも新鮮でした。

 

学校のみんなは、英語が堪能で、ドイツ語で映画を観る授業の際には、その内容を隣に座った子が、全部英語で説明してくれました(もちろん、英語でも理解できなかったけれど。笑)

 

そんな風に、日常から驚きや発見を感じるのは、初めての体験で、毎日がすごく楽しかったです。

ホストマザーが作ってくれる美味しいドイツ料理(2週間で4キロ太った)、美しい街並み、日本とは異なるドイツの高校生活(お酒も飲めるし、運転もできる!)…。

 

全てに心が動かされました

 

たった1人のために英語を話せるようになりたいという気持ち

ドイツでのホームステイを通じて、中でも強く感じたことが2つあります。

1つ目は、英語だと、自分の感情に素直になれるという気づきです。

 

「What do you want to have?」(何食べたい?)
「How about you?」(あなたは?)
「You can eat what you want to eat!」(自分が食べたいもの食べなよ)

このやり取りは、今でも覚えている印象的な会話です。

 

日本だと、ごはんの時に
「何食べる〜?」
「なんでもいいよ、●●ちゃんは?」
というやり取りは、よくありますよね。

 

でも、ドイツでは、自分の意見を言う(持つ)ことがスタンダードなんだと。

そのことをきっかけに、「どっちでもいい」という言葉を安易に使わず、自分の意見を考えるようになりました。

2つ目は、「ニーナともっと話せるようになりたい!」というシンプルで、強い気持ちです。

ホームステイの最終日、お別れの時に、ニーナはまた会おうね!と泣きながら見送ってくれました。

 

2週間で、すごく仲良くなったけれど、同時に、自分が英語を話せたら、「ニーナともっともっといろんな話ができるのに」とも思いました。

 

帰ったら、英語をもっと勉強して、ニーナと話せるようになろう!!

 

そんな風に、わたしが苦手だった英語を勉強するようになったきっかけは、たったひとりの女の子と話したいと思ったからです。

 

ドイツ帰国後、英語が得意科目に

ドイツから帰国してからというもの、英語熱が高まり、受験もあるので、まずは、塾に通うことに。(部活は、「勉強するから無理です」と言って、アッサリ退部し、文武両道は早々に諦めました)

 

2校ほど、夏期講習の体験を受けてみて、圧倒的に面白い授業だった、東進の英語の先生(今井先生)に衝撃を受け、本格的に通い始めました。

 

中学の頃、学級崩壊気味だったクラスで、英語の先生が1年間で3度変わったことがあり、そのせいでわたしは基礎文法がダメダメ。
過去完了ってなに??状態でした。

 

でも、今井先生の授業は、基礎を大切にしているので、その基礎を一通り勉強したら、高校の授業のところまで、理解が追いついて、一気に成績が伸びました。

苦手だった英語は、高校2年の内に、得意科目に変わり、とにかく勉強が楽しい!

 

ホームステイで仲良くなったニーナにメールを送ったり、ポストカードを送るのもモチベーションになっていました。

 

初めての留学で、英語が好きに!高校2年生のハイライト

高校2年生の出来事のハイライトは、こんな感じ。

・特進クラスを耐えたご褒美に、ドイツ短期留学へ
・ホームステイ先の女の子と仲良くなり、英語を話したいと強く思う
・塾のおかげもあり、英語が苦手→得意科目に

高校生活、人生を振り返ってみても、このドイツ留学は、大きな影響を与えてくれました。

英語は苦手だったし、一緒に行く友達もいなかったけれど、ひとりで飛び出して本当に良かった

 

最後に、【高校3年生・受験編】です!

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Ai Tabata

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「AI TIME」編集長。まちづくりベンチャー企業で広報・旅行事業立ち上げ→オーストラリア・メルボルンで海外フリーランス。企画/PR/Webマーケティングを...

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