学校がつらい、つまらない人へ。高校入学から10年後の”今”思うこと

オピニオン

突然ですが、10年後の自分ってイメージできますか?

 

わたしは、、、
全然イメージできません!(笑)

 

10年後の今日、どこの国で、誰と暮らしているか、全く想像できないです。

そして、10年前、15歳の時のわたしも、10年後の今日を全く想像できずにいました。

 

15歳の春は、ちょうど中学生から高校生になる時期です。

 

当時を振り返って、唯一覚えているのは、「リッチな専業主婦になること」が理想だったこと。

残念ながら、リッチでも、専業主婦でもないですね(笑)

 

この10年、大きな変化がたくさんありました。

「リッチな専業主婦」が理想の暮らしでは、無くなりました。

 

家族・先生・クラスメートに囲まれる毎日。

わたしは中高のほとんどの場面で、場に馴染めませんでした。

 

でも、今は以前と比べると、たくさんの”好き”を見つけることができ、落ち込むことはもちろんありますが、楽しいという気持ちをベースに生きています。

今を楽しめているのは、つらかった高校時代を過ごしたからこそ。

 

高校生活を送っている人、特に10年前のわたしと同じように、「毎日つまらない」と思って過ごしている人が、少しでも楽しい未来を描くきっかけになればと思い、10年の節目で、当時を振り返った記事を書くことにしました。

 

すごくパーソナルな内容ですが、家族・先生・クラスメートでもない、25歳の”わたし”がどんな風に高校時代を過ごしたか、書いてみたいと思います。

ちょっと話が長くなりますが、ぜひ読んでいただければ嬉しいです。

 

“10年前”と”10年後”の自己紹介

左が今のわたしです!(オーストラリアにて)

 

高校生活の話に入る前に、自己紹介をしたいと思います。
変化がわかりやすいように、10年前と今の自己紹介をどちらも書きます。

今の自己紹介をすることは、よくありますが、10年前の自己紹介をするのは初めてです(笑)

 

【10年前・15歳】高校生だった、わたしの自己紹介

・千葉県のとあるマンションに、家族3人暮らし
・中学受験に失敗し、滑り止めで受けた埼玉県の田舎の私立学校に、そのまま内部進学
・厳しい先生の特進クラスに無理矢理入れられる(特進クラス内での成績は下の方)
・部活動は、バスケ部に体験入部するものの、3ヶ月程度で断念
・懲りずに、バドミントン部に入部するが、1年で退部
・友達は、親友がひとり。3年間を通じて、10人以下。
・夢が無く、やる気ゼロ。生活態度で、いつも注意される。

 

【10年後・25歳】”今”の、わたしの自己紹介

・オーストラリアのメルボルンで、ワーキングホリデー中
・2年半の社会人生活を経て、フリーランスに
・大学生からブログを書き始めて、4年目
・Twitterのフォロワーさんの数は4,000名近く。情報発信で、交友関係が広がる
・交際6年目になる彼と遠距離恋愛
・海外で働く夢を持ち、英語を独学で勉強

 

こうやって比べてみると、まず、海外にいるのが衝撃ですね。
英語を使って働いているなんて、夢にも思いませんでした。

次に、交友関係が広がったことも、驚きです。
高校生の頃は、超が付くほどの人見知りでした。

そして何より、夢を持っていること
学生時代、夢は大人に対する社交辞令でしかなかったので、自分に嘘なく言える夢を持てるようになったことは大きな変化です。

 

【高校1年生】衝撃の入学式

では、いよいよ話のスタートです。
最初の入学式から振り返って、書いていきたいと思います。

高校の入学式当日。
中高一貫校の内部進学なので、特別な緊張もワクワク感も無く、中学生活の延長気分で、登校しました。

 

唯一、緊張感があったのは、クラス替え。
本当に友だちが少なかったので、毎年すごく不安でした。

張り出された紙を見て、自分の名前を探してみますが、、

 

ない!!

 

え、ない!!!

 

と思って、目線をずらしていくと、

衝撃が…!

 

なんと、【特進クラス】に自分の名前がありました。

 

特進クラスは、1学年で1クラスのみある、成績優秀者が入るクラス。

 

わたしがなぜそこに?

 

中学時代の成績は悪くはありませんでした。ギリギリ入れてもおかしくないレベル。

なぜ、わたしが驚いたかと言うと、特進クラスの入学を【断った】から。

 

わたしは、中学校で超厳しい女の先生が2年間担当でした。
生活態度が良くないわたしは、激怒される日々。

 

その担任から、高校に入学する直前の春休みに電話があり、「特進に入らないか?」と聞かれ、「入らないです」「…そうか」というやりとりがありました。

 

なので、わたしの感想としては「やられた!!!」と思いました。

 

しかも、担任は、またその厳しい先生。

 

クラスメートの名前を見ても、成績優秀な真面目な子ばかりで、友だちはゼロ。

 

詰んだ

そう思ったのが、高校生になった1日目の出来事です。

 

それから、1年間、衝撃的につまらなかった。

 

まず、話が合う子がいません。

成績がいい子たちが集まると、休み時間も宿題の話をしていたりします。
多分、他のみんなは心置きなく、真面目に勉強に集中できて、居心地が良かったことでしょう。

 

スカートを折っている子も全然いない。
上履きも踏んでいない。

英語クラブだったり、理科クラブに入っていたりする。

 

対するわたしは、嫌いな先生やクラスメートを見返すことをモチベーションに、勉強していたようなもの(本当に性格が悪い)なので、一切の興味関心無し。

服装はほぼ校則違反。
部活は、バドミントン部の幽霊部員。

 

なので、基本的には他のクラスに入り浸り、授業に遅刻しまくっていました。
(特進クラスに、遅刻をする生徒はわたし以外誰もいなかったので、遅れて授業に出ても先生はスルーで、それも寂しかった)

 

ここまでが、【高校1年生・入学編】です。

続いて、人生のターニングポイントとなる出来事があった【高校2年生・留学編】へ移ります!

 

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Ai Tabata

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「AI TIME」編集長。まちづくりベンチャー企業で広報・旅行事業立ち上げ→オーストラリア・メルボルンで海外フリーランス。企画/PR/Webマーケティングを...

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