情報発信ワークショップをメルボルンで開催しました!

ワーホリ・オーストラリア

こんにちは、あいです。

オーストラリア・メルボルンでワーホリを始めて、もうすぐ4ヶ月目。
昨日、漠然と「できたらいいな」と思っていた、自己主催のイベントを開催しました。

イベントの後って、だいたい反省がほとんどなのですが(失敗という感じではないのですが、参加者の方が「良かった!」で終わっちゃうかな?と不安になる感じ、わかりますでしょうか…?)、今回は心から開催して良かった!!と思える回になったので、開催の背景や、参加者の方にお伝えしたメッセージをブログにも残したいと思います。

 

繋がりで、オーストラリア生活の悩みを解決するコミュニティ「じゃぱんたうん」

じゃぱんたうんMeetup第10回目の様子

わたしの主催したイベントの前に、“じゃぱんたうん”(@japantown_aus)というコミュニティについてご紹介したいと思います。

ワーホリ開始直後、一切のリアルな繋がりの無いオーストラリアで、語学学校にも通っていないという状況の中、頼りになるのはSNSでした。

“メルボルン”というワードで検索をかけてTwitter経由でお会いした、ワーホリ中のご夫婦には、最初から今までずっとお世話になっています。

 

そして、つい先日もTwitterからメッセージをいただき、“じゃぱんたうん”という、オーストラリアで暮らす日本人を繋ぐオンラインコミュニティの存在を知り、メルボルンで毎週開催されているMeetupイベントに参加してきました。

そこで、SNS上で気になっていた方と直接お会いすることができたり、到着したばかりの方から、現地在住経験の長い方まで、様々な人のお話を聞くことができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 

発起人である、りんたろうくん(@ype40th07rin)は、自身のオーストラリアでのワーホリ生活で、仕事・暮らしの両面から、対面での情報取集の大切さを痛感し、繋がりがゼロの状態でも、コミュニティに参加することで、現地の情報が気軽に得られるようにとコミュニティと発足したそう。

 

語学留学・ワーホリ中の方は、英語環境に身を置くために、「日本人のコミュニティには属さない方がいい」という考えを持っている方も、もちろんいらっしゃると思います。

そして、わたし自身、到着してから最初の3ヶ月間は、なるべく海外の交友関係を増やすようにしていた通り、その意見に共感する部分もあります。

 

ですが、実際にじゃぱんたうんのイベントに参加し、あるポイントで(自分が納得できるタイミングで)、同じバックグラウンドを持つ、複数のメンバーと意見を交わすことは、本当に有益だと感じました!

それは、到着したばかりで、右も左もわからない状況を打破するために必要かもしれないし、生活がマンネリ化する3〜6ヶ月目で必要になるかもしれません。

 

わたしの場合は、生活に慣れ、刺激を求めていた4ヶ月目のタイミングで参加し、本当に人それぞれのライフスタイルがあることを実感し、可能性が広がりました。

そしてその場で、「情報発信をテーマにしたmeetupをしてみたい!」と口にしたところ、「参加してみたい!」という声をいただくことができ、その翌週にはイベントを開催することができました!

 

ワークショップのテーマは“オリジナルの情報発信”

50枚ほどのスライド資料を作成しました!

今まで情報発信に関する講座は、地域の若手社員向けに「課題解決に繋がる情報発信」や、フリーランスやスキルアップを目指す女性向けに「Webマーケティング&ライティング講座」など、これまでにも何度か登壇させていただくことがありました。

ですが今回は、わたし自身の意志で開催したいという気持ちがあり、テーマを「オリジナルの情報発信と、海外での情報発信の可能性」に決めました。

 

なぜこのテーマを選んだかというと、わたし自身がワーホリに来てから、情報発信を疑問に思うようになったからです。

昨年の8月に独立をしてから、以前に増して、仕事ととして情報発信に向き合うようになり、時に短期的・数字的な成果が求められる場面があったりと、趣味の延長でしていた発信に対して、難しさや、自身の力不足を感じるようになっていました。

 

また、オーストラリアにワーホリに来てからは、日本語の情報収集で不自由無く、手続きなどができる反面、Google検索では対応しきれないトラブルに直面した際の方が、自分にとっての学びが多いという、発信者にとっては考えさせられる体験をしました。

 

旅先でも、つい「●●でおすすめのカフェ10選」というような情報をあてにしてしまいますが、果たしてそれが旅の醍醐味なのか。

マップに頼らず、道に迷いながら、やっとの思いでついた場所にこそ、意味が見いだせるのではないか。

そんな風に、過去の自分の発信に対しても、疑問を抱くことが増えました。

 

そんなことを思って悩んでいたシドニー旅行中に、たまたまタイミングが重なり、ご夫婦でバイロンベイでワーホリ中の「はだし夫婦」(@hadashi_byron)さんに出会うことができました。

 

情報発信を続けているお二人に、情報発信について、率直に思っていることをぶつけてみると、返って来た答えは「自分たちは、人と出会うために発信をしている」とキッパリ。

その素直な気持ちに触れて、わたしも自分が発信を始めた理由を改めて思い出すことができました。

 

今は、数年前よりも、情報発信者が増え、様々な媒体を使って生計を立てている人がいます。
そして、そのノウハウが溢れ、読者数や収益を気にしないことが、難しくように感じます。

ですが、ヘルシーに情報発信を楽しむためには、他の人指標に惑わされずに、自分自身のオリジナルの目的を持つことが何よりも大切だと感じたので、今回のワークショップのメインテーマに決めました。

 

情報発信ワークショップ当日の様子

実際のワークショップでは、情報発信の基礎(SEO・キーワードとは)、実践編(5W1H・ペルソナの設定)、ワーク(目標設定・海外での情報発信の可能性)という構成で、約2時間弱お話させていただきました。

参加者の方が、SNSをほとんど触らないという方から、Wordpressのサイトをお持ちの方まで幅広かったので、期待されている内容を網羅できるか懸念もあったのですが、ワークショップ後の懇親会や、その後のメッセージでとても嬉しい言葉をいただき、本当に開催して良かったと感じています。

参加者の中には、セブ留学中に同じ学校だった世界一周中の友達や、当日にシェアハウスに引っ越してきたフラットメイトも。
共通の知人と繋がる出会いもあったりと、企画しなかったら、交わらなかった出会いが生まれたことが、何よりも嬉しかったです。

 

また、今回参加費は会場費のみで、ワークショップ自体は実質無料で開催したのですが、こんな感じでリクエストベースのワークショプ・イベントは、海外の滞在先で継続してできたらいいなと思っています。(趣味で勉強中のカクテルのイベントもしたいな…!)

 

今までも個人でも情報・ブログ発信系のイベントは、会場費のみでほぼ無料で行っていたのですが、無料開催の背景としては、“もっと純粋にブログを楽しみたい”からというのが本心です。

先月から、このブログのGoogleアドセンス広告も外し、今後も読者さんとの接点を増やしたり、発信内容もアップデートしていきたいと思っています。

嬉しいことに海外の友達からも興味を持ってもらえるようになってきたので、英語バージョンの記事や講座も実現できるように頑張ります!

 

発信も、イベントもマイペースにはなりますが、その分ひとつひとつの出会いを大切にできればと思っているので、ぜひこのようなイベントの機会などあれば、Twitter(@aitabata22)や、「お問い合わせページ」から、お気軽にご連絡いただければ嬉しいです。

 

ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!

Ai Tabata

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「AI TIME」編集長。まちづくりベンチャー企業で広報・旅行事業立ち上げ→オーストラリア・メルボルンで海外フリーランス。企画/PR/Webマーケティングを...

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