ブログの価値を上げるための文章術。0円だった記事が1本1万円に!

ブログ

記事の価値は、どんどん上げていきましょう!

ウェブで記事を書き始めてから約2年。

最初は自分で立ち上げたウェブマガジン(CULTUREAL(カルチュリアル)「もっとアクティブな留学を!十人十色の海外体験が読めるウェブマガジン」)で。
収益化なんて考えたこともありませんでした。

次に、ライティングスキルをつけるために、インターンをしたインタビューメディア。こちらも無給です。

それから、もう1つ。内定先の運営するメディアでもライターとしてインターンを。
ここで初めて、自分の書いた記事でお金をいただきました。
時給制で、1記事3000円くらいです。

そして今。
note(日本一モテる大学で培ったテクニックのすべて。合コンで青学っぽいと言わせたら勝ち。|多葉田愛(たばたあい)|note)を発売して、30人近くの人に文章を買っていただけるようになったり、1記事1万円の記事広告のオファーをいただくレベルの文章力を身につけました!

最初の頃の文章なんて、無駄な改行や読みにくい句読点、起承転結の構成もめちゃくちゃで、自分でも読めたものではありません。

しかし、少しずつ尊敬すべきライターの方々の文章に触れて、何度も記事を書くうちに、0円だった自分の文章に1万円の価値ができたのです。

普通の大学生のわたしが、自分の文章に価値を生み出した方法をお伝えしたいと思います。

 

1. カラーの違う媒体で記事を書く

どのウェブサイトにも、「Who(誰が)Why(なぜ) What(何を) When(いつ) Where(どこで)How(どのように) 発信するのか?」という5W1Hから成るサイトコンセプトがあります。

そのコンセプトに基づいた記事が集まって、ひとつのメディアになるため、一口に記事を書くといっても、そのスタイルはメディアによって様々です。

最初は自分のウェブマガジンの記事を書くことに夢中になっていたのですが、それだけでは、書ける記事がどうしても限られてしまうので、憧れの方が立ち上げに携わったウェブメディアでインターンをすることに。(▷わたしが「書く」理由。はあちゅうさんに会える自分になる! – aitabata.com

社会貢献家の方をインタビューするメディアだったのですが、社会貢献とも本格的な取材とも無縁だったわたしは、インタビューの同行だけで緊張しっぱなし。

けれどそのインターンのおかげで、自分の言葉でなくても伝えたいメッセージの熱量を下げずに、丁寧に文章を書く力が身につき、自己流だったインタビューもある程度1人でも形になるようになりました。

わたしが身につけたインタビューのコツについては、以前取材同行をした時にサラシボのようすけくんが素敵にまとめてくれましたので、こちらをぜひ!
▷「WEBメディアの編集長にインタビューの4つのキホンを教わってきました。 | サラシボ。

と、このように書く媒体を変えると、1つのメディアでは得ることの出来ないスキルを身につけることができます

ブログを書き始めたのも同じ理由。
アクティブな海外体験を提案するウェブマガジンを運営していたって、大手旅行会社H◯Sさんを使った超受動的な海外体験もしますし、そんなことも書きたいですからね(笑)。

こうしていろんな場所で書く中で、どんな場所でも書ける文章力が身につき、本当に自分が作りたい場所(メディア)と記事(コンテンツ)も見えてくるはずです。

 

2. 目的に合った表現方法を選ぶ

わたしがブログを書く理由は、「へ〜!面白そう!」だったり「なるほどな〜」と思うよな情報を伝えたいからというよりは、読者の方の「やってみたい!」という気持ちを動かしたいから。

最初は「〜してみませんか?」という口調で、伝えたいことの魅力を丁寧に優しい文章で書く記事が多かったのですが、イケダハヤトさんの『武器としての書く技術』を読んでから、意識的に文体を変えています

特に意識しているのは、本の中で言われている「文章を濃いめの味付けにしよう!」というもの。

留学先で、日本でできることをやっても意味がありません。 現地の人とのコミュニケーションが優先順位の1番。

悔しいは楽しいの入り口。3回目の留学も超悔しかった。 – aitabata.com

現地の文化を知りたいなら、現地のメディアから情報を得ましょう。 ガイドブックは観光客しか読みません。

悔しいは楽しいの入り口。3回目の留学も超悔しかった。 – aitabata.com

このように、ちょっときつく感じるかもしれませんが、「〜だと思います」という遠回しな表現をなるべく避けて、言い切るようにしています。
同じ留学体験の記事でも、書き方によって、心に留まるものになるかどうかは変わるもの。

また、共感を集めたい時は、「〜と思いますよね?」という読者視点を交えたり、文章に動きを出したい時は「そう!」「はい、〜!」というかけ声のような言葉を入れたりと、場面によって表現を変えるようにしています。

わたしは意識せずに書くと、固い文章になってしまうので、話しているような文章が得意な方のブログもたくさん読みますね。

 

3.得意なことを伸ばす

「1. カラーの違う媒体で記事を書く」と相反するようですが、自分の軸を持つことも大切です。

どういうことかというと、例えばこの記事。

college.nikkei.co.jp

都会の大学生が離島で2週間働きながら、島おこしを手伝うインターンシップ「島キャン」に参加したわたしが、実際に体験したことや感じたことを伝える「島キャンリポート」という連載記事。

ここで意識したのは、自分の持っている「海外志向」というフィルターです。

様々なジャンルでライティング経験がありますが、中でも関心が強く、またメディア以外に実際の経験値も多い「海外体験」という得意分野。

日本の地域おこしに、海外視点を持ち込むことで、オリジナリティのある記事になるようにしています。

自分ならではの視点をいくつか持っておくと、個性は更に強くなります

今なら、「大学生」「海外文化」「日本文化」「留学」「恋愛」などが切り口。

それらの視点を組み合わせて、トピックに言及すれば、わたしならではの記事になるわけです。

 

もちろん記事の価値はお金だけでは計れません
自分の記事を読んで、留学や発信にチャレンジしたという声を聞けた時も、自分の記事の価値を感じる瞬間です。

実際に目に見えるお金という指標、直接聞くことでしかわからない誰かのアクションの結果。これからも、その両面から記事の価値を上げていきたいです!

Ai Tabata

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「AI TIME」編集長。まちづくりベンチャー企業で広報・旅行事業立ち上げ→オーストラリア・メルボルンで海外フリーランス。企画/PR/Webマーケティングを...

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