関係が続かない友だちと、続く友だちの条件

オピニオン

この写真は、小学校の時に行った修学旅行を大学4年生になってから、もう1度同じメンバーで、同じところ巡って修学旅行を再現した時に撮影したもの。(写真左がわたし)

つい先日も小学校からの親友とヒッチハイクで、卒業旅行に行ってきました。

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こうやって、10年以上も続く関係もあれば、いつのまにか会わなくなってしまった友人もたくさんいます。

この違いってなんなんでしょうか。
ちょっと考えてみました。

関係が続かない友だちは、変化しようとしない人

高校時代にクラスも一緒、部活(1年と経たずに辞めたけど)も一緒で、ずっと2人で行動している仲良しの女の子がいました。

高校の卒業旅行も2人で行き、「大学は別々だけど、月に1回は会いたいね」という話をしていたほどです。

その言葉通り、大学に入ってからも、1年ほどは交流がありました。

2人でカフェに行ったり、他の仲良しな友だちも交えて、旅行に行ったりもしました。

 

でも、どこかに違和感はあって、楽しいけれど、ちょっとした言葉遣いや仕草が気になるように。

例えば、中高校時代は不真面目だった友だちが、大学で部活動を頑張っている話を聞いた時に「今度は、いつ辞めるの〜?」と言ったり、わたしが彼氏に記念日を祝ってもらった話をすれば、「そのプレゼント、どこのブランド〜?」と言ったり。

中高の時には気にならなかったし、たぶんわたしも一緒になって同じような会話をしていたと思うんです。

 

でも、一生懸命頑張っている友人に対して、例え冗談でも「辞める」っていう言葉を使ってほしくなかったし、彼からのプレゼントを値段で判断してほしくなかった。

そう感じた理由は、大学に入ってから、今まで辞めまくっていた部活を真剣にやるようになって、半年以上続いたことがなかった交際も、1人の人と長く付き合うというように変化したから

 

たしかに、そういう「(笑)」を含めた発言は、真剣に受け止めずに、笑ってスルーすることもできます。

でも、ずっとそうして違和感に気がつかないふりをしていると、相手の言葉や態度に鈍感になる気がしました。

そして、なにより一緒にいて、楽しいというポジティブな気持ちよりも、疲れるというネガティブな気持ちが勝ってしまいました

嫌いなわけではないけど、気持ちの良い関係とは言えません。

 

自分も、交友関係も、変化するが当たり前

わたしが意見を言っても、彼女に心に届くことは無さそうだったので、その子がいる集まりはすべて断り、SNSのフォローもすべて外して、徹底的に距離を置くことに。

その後、わたしはウェブメディアで記事を書くことを始めましたが、その子と今も関係が続いていたとしたら、今のように好きに文章を書けていないと思います。

どこかで、「就活のために文章を書いてるだけ!真面目ぶってるけど、実際は変わっていないよ〜!」と言っている自分が想像できるのです。

 

そういう変化に否定的な視点が身近にあると、新しいことに挑戦しにくくなってしまいます。

その友だちとは、それから一切連絡を取っていませんが、わたしは発信を続けて、高校時代とは比べ物にならないくらいたくさんの友だちができました。

記事を読んで、わざわざ連絡をくれた高校の同級生も多く、高校時代よりも大学生になってからの方が、仲良くなった人も大勢います。

その時の自分のレベルに合わせて、それなりに友だちもアップデートしているかも。そういう常に自分のアップデートを図ろうという意識の人たちとはずっと仲良くできるけど。
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常に新しいことに積極的に挑戦されている、ブロガー・作家はあちゅうさんも、こう断言されています。

 

変わることに否定的で、むしろ変わらずにいることが当然だと思っている人とは思い切って関係を断ち切っても、なんの問題もないのです。

そうした方が、ずっと面白い出会いに恵まれるとも言えます。

 

「あの時が1番楽しかった」という人といても、つまらない

大学に入ってから、「やっぱり高校時代が1番楽しかった!」という同級生がかなり多いことに驚きました。

思い出話は確かに盛り上がるけれど、過去が1番だと言い切ってしまっては、今がつまらなくなるだけ

 

わたしは、大学に入学した瞬間から、大学が大好きになったタイプの人間。

大学2年生。部活がめちゃくちゃ楽しくて、彼氏とは順調で、自由に旅行にも行けて、もうこの楽しさは越せないんじゃないかと思うくらい楽しい時期がありました。

それでも、そこに留まらずに、部活を引退した後も、インターンを始めたり、新しいバイトをしてみたり、ブログを初めて、同世代のブロガーが集まるオンラインサロンに入ったりと、動き続けた結果、大学4年生になっても、今が1番と言える状態が今も続いています

それは社会人になってからも同じ。
大学時代の方が良かったなんて、絶対に言いたくありません。

 

関係が続く友だちは、変化を楽しめる人

こうやって考えてみると、今も関係が続いている友人たちは、わたしの変化をいつもポジティブに受け止めてくれて、応援してくれる人ばかり。

ヒッチハイクをしたいと言えば、すぐに「やってみたい!!」という返信が来る、親友がいて本当に幸せです。

 

ヒッチハイクを100回以上経験している(「100回して分かった、ヒッチハイクのコツ総まとめ – やぎろぐ」)、プロ学生ブロガー八木くんの言葉。

毎日違う自分になることでしか前に進めないから、やるしかない。
それは大変で怖いことだけどその方法でしか前進できないんですよ。

これを感覚的に理解して試行錯誤をくりかえす人と、安定を求めて毎日同じことを繰り返す人の間には1年でどれほどの差がつくんだろう。

「それやってみようと思ったことあるよ〜」を言う回数をできるだけ少なくしよう。やってみよう。

「私それやってみようと思ったことあるよ〜」はゴミ

「やってみようと思った」っていう過去形の言葉を発してもどうしようもない。てか、ださい。

やりたいことがあったら、方法を考えて、やる一択

 

そして新しいこと、面白いことに前向きなのも、関係が続く友だちの共通点。
何度も同じ話を聞くのがつまらないように、生活にも変化をつけない人はつまらない。

友人と久しぶりに会った時に、「最近どう〜?」と聞かれた時に、常に「面白いことがあってさ〜、」と話せる人でありたいなと思います。

間違っても、「なんにもなかった」なんて言いたくない。

 

常に面白い方に進んでいくためには、常に新しいことにチャレンジして、停滞しないこと。

そんな人が、ずっと変わらずに大切なわたしの友だちです。

Ai Tabata

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「AI TIME」編集長。まちづくりベンチャー企業で広報・旅行事業立ち上げ→オーストラリア・メルボルンで海外フリーランス。企画/PR/Webマーケティングを...

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