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22歳社会人1年目のわたしが考える恋愛と働き方。旅が好き!

「地方に参勤交代する、都市の遊牧民」というライフスタイルが面白い

働き方・ライフスタイル

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都市と地方をかきまぜる

二拠点居住やナリワイといった働き方、まちづくりに興味があって手に取ったこちらの本。
東北の農業や漁業の現場を取材したタブロイド紙と、野菜や魚などの生産物をセットで届ける新しいタイプのメディア「東北食べる通信」の編集長高橋博之氏が考える、これからの農業・漁業、地域経済、消費のあり方、情報社会における生き方について書かれています。

そこには確かに見える「未来のライフスタイル」があって、とっても面白かったです!

 

都市で暮らす人々は「ふるさと難民」?

私たち人類は海から生まれ、今なお海と土からできる食べ物を食べて生命と身体を維持できている。死ねば火葬されて灰となり、海と土に還る。いわば海と土は生命のふるさとなのだ。
その海と土から遠く離れてしまった人たちのことを、私は「ふるさと難民」と半分皮肉を込めて表現している。

たしかに、都市で暮らしていると、自然に触れることはほとんどなく、あったとしてもそれは人間の支配下にある、コントロールされた自然。

原風景に触れず、生きることの実感不足のまま歳を重ねた若者が、バックパッカーとなって世界に目を向けるのは「リアリティに触れるため」とも書かれていて、納得しました。

 

「地方に参勤交代をする、都市の遊牧民」というライフスタイル

ふるさと難民たちを積極的に捉えれば、土地に縛られずに価値を求めて自由にあちこちを行き来できる「遊牧民」のような存在とも捉えられる。
遊牧民たちが求める価値は、都市が持っていない価値であり、それはリアリティや関係性などである。

都市と地方のどちらが優れているという二項対立で考えることに意味はなく、どちらも課題を持っており、どちらも魅力を持っています。

リアリティや関係性といった都市が失った価値観が残っている場所は、かつて都市民が捨ててきたはずのふるさと。
しかし海と地と結びついたふるさとは、地縁血縁では守りきることができないほど衰退してしまっています。それならば、一緒にその価値を守り育てればいいじゃないか、というのが高橋さんの考え方。

都市と地方の課題は協力し合うことで、補完できる。
違った魅力があるなら、どちらも楽しめばいい。

遊牧民のライフスタイルを選択することで、暮らしは今よりも豊かになるのではないでしょうか?

農耕民や狩猟民が生きる農漁村に遊牧民が定期的に訪れ、共有する価値を守るために互いに役割を果たし合う。都市住民はリアリティや関係性を手にし、農漁村の地域住民は活力と課題解決力を手に入れる。
このような遊牧民のライフスタイルでは、1年のある一定期間地方で暮らすことになる。

このようなライフスタイルは、江戸時代とは逆のベクトルで「逆参勤交代」だと、以前養老孟司さんとの対談で盛り上がったことがあるそう。

養老孟司さんは「都市の脳化社会の病を克服するためには、都市が排除している自然に定期的に触れることが大事だ」ともおっしゃっています。

 

観光でも定住促進でもなく、「関係人口」を掘り起こす

地方自治体は、いずこも人口減少に歯止めをかけるのにがやっきだが相変わらず観光か定住促進しか言わない。しかし観光は一過性で地域の底力にはつながらないし、定住はハードルが高い。私はその間を狙えと常々言っている。

観光でも定住でもなく、「逆参勤交代」で地方を定期的に訪ねるというニーズは、広がる一方だと思う。交流人口と定住人口の間に眠る「関係人口」を掘り起こすのだ

一過性の課題解決である観光でも、ハードルの高い移住・定住ではなく、日常的に地方を考える時間を持った都市民を増やし、「共感と参加」を喚起して「都市と地方かきまぜる」ために考えられた仕組みが、食べもの付き情報誌「食べる通信」。

都会のマンションに実際の生産物を付録として添えながら、食べものの裏側の物語である「地方の生産者の物語」を伝えます。

 

広げること、増やすことより、「残すこと」「続けること」「存在すること」

変化のひとつは、これまで説明してきたように、生きる実感を取り戻し、関係性を紡ぐことで価値観が変容していくことだ。

限られた自分の命、限られた地球を意識する生き方は、これまでのように際限のない消費願望や物質世界をひたすら拡大成長させていく近代とは異なる生き方となる。
広げること、増やすことより、「残すこと」「続けること」「存在すること」に価値を置く生き方だ。

わたしが地方に惹かれる理由もここにある気がします。
海外に行って、異文化や全く違う価値観に触れるのが楽しいように、地方には都会にはない、風習や考え方が根付いているから、面白い。

食べる通信の読者は、忙しい生活の中でなかなか地方に直接行く時間が取れない中でも、「残すこと」「続けること」「存在すること」という価値観を取り戻したというのです。

 

自分にぴったりの「食べる通信」が届くという体験

「地方に参勤交代をする、都市の遊牧民」という豊かなライフスタイルを選択する第一歩として食べる通信の可能性を感じました。

食べる通信は現在全国36の地域から発行されています。
「作り手と食べ手をつなぐ」という共通する思いを主軸に、それぞれの地域ごとの想いもあるので、きっと自分にぴったりの食べる通信に出会えるはず。

taberu.me

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京都食べる通信

わたしは大好きな京都の食の魅力が詰まった、11月創刊の「京都食べる通信」を予約しています。
届くの楽しみだな〜!

 

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